院長メッセージ 「私が考える自然妊娠力とは...」

妊娠しやすい体づくりは自然妊娠力の活性化から始まります

私たちの体には本来、子を産み、次世代に命をバトンタッチする「生殖の力」が備わっています。私は、この生殖の力を自然妊娠力と呼んでいます。そして、今、妊娠しにくい...、不妊症かもしれない...と悩むカップルが増えている最大の原因は、自然妊娠力の低下にあると考えます。

心身に与えられるストレス、不規則な生活リズム、栄養バランスの乱れた食生活、これらはすべて体内に過剰な活性酸素を発生させ、赤ちゃんの素である卵子や精子の質を低下させてしまいます。女性の月経周期を乱し、男性の精子を作る働きを低くします。

まずは、男女ともに本来の健康な体を取り戻すことです。妊娠しやすい体づくりは自然妊娠力を活性化することから始まります。

ほとんどのカップルは一般不妊治療で妊娠できます

不妊治療というと、体外受精や顕微授精などの高度な生殖補助医療を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、実際には、体外受精・顕微授精に頼らないと妊娠が不可能なカップルは約2割と少なく、約8割は一般不妊治療(タイミング法・人工授精)で妊娠しています。

一般不妊治療による妊娠は、女性の体内(卵管)で卵子と精子が出会うことから始まります。それには、十分に成熟した質のよい卵子、形が正常で運動性の高い精子であることが重要です。つまり、大切なのは、よい卵子、元気な精子を作る力です。

当院では、できるだけ自然な形の妊娠、ご自身の自然妊娠力で妊娠していただくことを目標に、よい卵子、元気な精子を作る治療法および生活法を提案しています。

自然妊娠力のリセットは妊娠力UPにつながります

最近は、多忙な仕事による過労やストレスから、自然妊娠力が低下している方が増えています。食生活から受ける環境ホルモンや活性酸素の影響も無視できません。女性では、卵巣の働きが実年齢より老化したり、男性では、正常精子を作る造精機能が低下します。

本来、体に備わっている抗酸化力が高ければ、体内に過剰に蓄積した活性酸素を除去できるのですが、生活リズムや食生活の乱れ、強いストレスのせいでそれもできない方々が増えています。

当院では、さまざまな方法で過剰な活性酸素を除去し、抗酸化力を高めるなどして、自然妊娠力を取り戻していただくように努めています。

自然妊娠力UPの流れ


不妊の基本検査

不妊を心配して来院された方には、必ず一般不妊検査を受けていただきます。不妊原因は男女半々です。女性と合わせて男性の検査(精液検査)は必須です。

酸化ストレス度の測定

活性酸素自動分析装置による検査です。少量の血液を採取して、体内の活性酸素と抗酸化力のバランスを自動的に分析します。約20分で結果が出ます。当院データでは、酸化ストレス度が高い方ほど不妊傾向にあることがわかっています。

体の内側から抗酸化力をUP

酸化ストレス度が高い方には、その程度に応じてきめ細かい問診を行い、生活習慣や食生活の改善、禁煙、節酒などの生活改善の方法をご提案します。ご希望の方には、当院推奨の抗酸化力UPのためのサプリメントなどをご提供します。

自然妊娠力UPのための4つの柱

当院では、自然妊娠力UPのための4つの柱を中心に、漢方薬療法・天然素材の抗酸化サプリメント・インド5000年の歴史あるアーユルヴェーダ医学による天然ハーブなど、体にやさしい「妊娠しやすい体づくり」をご提案しています。

卵活(卵巣機能のリセット・卵子の若返り)
精活(造精機能のリセット・性機能の若返り)
心活(心因性ストレスに克つ心へとリセット)
温活(不妊女性に多い冷え性の改善)

アーユルヴェーダ医学の不妊治療用ハーブについて

当院では、アーユルヴェーダ医学に基づく不妊治療用ハーブの活用を準備中です。

●自然妊娠力を高めるサポートとして期待!
アーユルヴェーダは、インド亜大陸で5000年以上の歴史がある伝統医学です。使用されるハーブは、自然の植物を原材料に絶妙にブレンドされており、副作用も少なく、自然妊娠力を高めるサポートとして活用するのには最適ではないかと思われます。

●モニターとして摂取していただいた患者さまの感想は...
アーユルヴェーダを研究されている鮎澤大横浜市立大学名誉教授にご協力いただき、不妊治療で使用されるレシピの中で、一般的に処方されているハーブ粉末を取り寄せ、希望された患者さま(9名)にモニターとして摂取していただきました。
その結果、個人差はありましたが、数日摂取したあと「体がポカポカしている」という感想のほか、「安眠できるようになった」「飲み始めてから疲れにくくなった」「飲んでいると体調がよい」等、ほとんどの方が何らかの体感を得られたことがわかりました。